生涯未熟

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プログラミングをちょこちょこと。

ニコニコ動画について考えてみるテスト。

ニコニコ動画について思うところを色々と調べたりしてみた。


そんな時ネット界隈をウロチョロしてたらこんな記事を発見しました。


5000円だけど何か? 「アニサマ2010」をニコニコ動画で生放送


正直これを見た時の私の感想は「5000円とかたっけぇなー」でした。
しかし、前回のアニサマ2009では価格が3500円で来場者数が約50000人でした、単純計算で175000000円の売上ってことになります。
前年度と同じ売上をあげるには35000人動員すればいいのですな。


と、ここまで書いていて違和感が。
5000円ってニコニコ生放送を見るための料金だったのか!
そして、実際に会場での料金は8500円となっている。
そちらの会場チケット分は完売したとのこと。


会場になるさいたまスーパーアリーナの最大入場数が25000人で2日間やるとして

25000 × 2 × 8500 = 425000000


約4億か・・・
それに、ニコニコ生放送の5000円分を合わせるとかなりの売上になりますね。


ニコニコ動画の売上について


それにしてもニコニコ動画って儲かってるのでしょうか?
ニコニコ動画が稼働したのが2007年からで当時の私は「2ちゃんねるのVIPを動画にした感じだなー」と思うくらいでした。
それが今や2010年4月発表時の会員数1,634万人、プレミアム会員は現在では80万人を突破している巨大コンテンツだ。

プレミアム会員とは月額525円で一般会員よりも優遇されたサービスを受けることが出来るサービスだ。
詳しくはこちらを参照のほど。


80万人から得れる月額利用料での売上は約4億。
それを12ヶ月で単純に48億の売上高になるのだから大した収入源である。
こちらの記事を参考にするに、その他にも広告収入・アフィリエイト収入・ポイント収入などで売上を上げています。
更に、今年の1月〜3月期で見れば初の黒字化を達成しており、プレミアム会員という7割強の売上を占めている安定的な収入源があるため黒字化は今後も続くだろう。


ニコニコ動画以外の動画サイトの売上について


その他の動画サービスと言えば超有名どころの「youtube」、「Gyao」と「Yahoo!動画」が合体した「Gyao!」にスポットを当てていきます。
まずは、youtubeから。


youtubeはアメリカ発の動画サービスで、2005年にサービスが開始されました。
今やアメリカのみならず世界中で使われているサービスでありますが、それ故に色々と問題もあったり。
詳しくはwikipediaを参照のこと。wikipedia - youtube

youtubeの売上については多分広告収入がメインですかね?ちょっと参考になる記事が見つかりませんでした。
年間を通して10億ドルの売上があるとかないとか。こちらも推測から出しているので正確な値とは言えませんがこのくらいは売上をあげているのでしょう。


次にGyao!
Gyao!はyahoo!JAPANが運営している動画サービス。
収入源としてはwikipediaにも書いてある通り動画再生の前に広告としての動画を見せることにより広告収入をあげている様子。


ちなみに、余談ですがIE以外のブラウザでは動画は見れません。(アドオンを追加すればいけるのですが面倒クサイ・・・)
これはどうなのかなと思う部分でもありますねー。


さて、Gyao!の売上はどうなのかと言うとこちらの記事を参考にすると2009年12月期には黒字化していますね。
しかし、サービス面では動画の前に数十秒広告動画を見せるというスタイルを取っているのでニコニコ動画youtubeといった気になればすぐに見れる部分に負けてしまいそうな気はします。


・簡単にまとめ


ここまで調べてみて、動画サービスと一口に言っても様々な特徴があることが分かりました。

  • ニコニコ動画は、無料の一般会員でも簡単に動画を見ることが出来るが更に上のサービスを受けたければプレミアム会員という有料枠もある。

一般の方によるMAD動画など趣向を凝らしたオリジナルの動画が人気コンテンツ。

  • youtubeは、全てが完全に無料で行え、世界中の動画を見ることが出来る。

ただし、あまりにもコンテンツ量が多いため逆に使い辛い感じを受けなくもない。

  • GyaO!は、動画再生前に数十秒の広告動画を見なければいけないという制約はあるが、動画がシリーズ毎にまとめられていたりなど見やすさは良い。

しかし、対応ブラウザがIEのみというのはどうなのだろうか・・・


という感じでしょうか。
更に動画サービスはこれからも益々栄えていくでしょう、というciscoの予想。

Cisco予測:2013年までに動画ファイルの占めるトラフィック量は90%となり、携帯機器でも64%に達する


この動画サービス時代にニコニコ動画はどこまで伸びるのか未知数ですね。