過去に書いた記事ですが、 Google Cloud Platform Advent Calendar 2021 の13日目の記事としました。
(1日だけ空いてるのが気持ち悪かったので・・・)
概要
開発に使っていたGCPプロジェクトが誤削除される事態があったので、後学のために何が起こるのかメモする。
[2021/10/26 追記]
社の人が誤削除の原因がよく分かる記事を貼っていたので共有
[2021/11/5 追記]
復元後、何故かMemorystore for Redisがコンソール画面から詳細を見れないようになっていた。(画面が真っ白になる)
サポートケースに投げたところ、復元時にRedisが内部的に上手く立ち上がらなかったらしくGoogleの方に直してもらった。
プロジェクトの復元
ユーザー操作によって削除されたGCPプロジェクトは削除対象としてマークされ、削除保留中のリソースに分類されます。
そして、こちらの画面右上にもある通りマークされてから30日間までは復元可能となっています。 復元を押下するとこんな感じのダイアログが表示されるので、「復元」を押下するとプロジェクトが復元されます。
しかし、ダイアログにも書いてある通り
- 請求情報の紐付けが解除される → 課金が必要な機能が使えなくなります
- 一部のリソースは個々の対応が必要になります
前者は単純に再紐付けすれば解決するのですが、厄介なのは後者です。
参考: cloud.google.com
一部のリソースの対応
一部のリソースとは何か?という部分ですが、自分が見た限りは以下でした
それ以外はDBやCloud Storageなどは無事でした。
DBは最初インスタンスが停止した状態になっていますが暫くすると立ち上がりますので放置で大丈夫です。
まとめ
とりあえず慌てず騒がずに復元しましょう。復元されたら請求紐付け。
もしかしたら今回遭遇したリソース対応以外にもあるかもしれないので、使用しているGCPサービスは全部正常か確認しましょう。