生涯未熟

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プログラミングをちょこちょこと。

採用時にGithubやQiitaやその他諸々を定量的に見るのはどうなんだろうという話

最近話題になった記事でこんなのがありました。

daipresents.com

確かに最近は面接の際に「Githubアカウントはありますか?」と聞かれたりすることが多いと思います。

GithubやQiitaなどプログラマとしてのアウトプットを定量的に見るサービスが増えたのがその一因だと思うのですが、本当に採用側がちゃんと見れているのかと疑問です。

定量的に見ることへの疑問

Github、QiitaはContributionを見ることによりその人のアウトプットを定量的に見れます。

「ふむふむ、この人はContributionに程よく草が生えてるな」とか「Contribution数が◯◯!これは凄い!」とかいった感じですね。

確かにそうやって人の能力を測りたくなる気持ちは分かりますが、果たしてそれだけでいいのでしょうか?

答えは否、です。

例えば、Githubで適当な自分のリポジトリのREADME.mdをコミットしてContributionをいかにも華やかに見せる人と、有名なOSSに対して効果的なコミットをした人とでは同一の能力とは言い難いですよね。

Qiitaに関しても、特に目立った内容でもないのにストック数が高い記事を書いている人と、とても素晴らしい記事を書いているけどもそもそもの購読層が少なくストック数が少ない記事を書いている人とでも同一の能力とは言い難いといえます。

(僕の「クズが教える〜」の記事が前者にとても当てはまりますね:-)

多くの応募者を見なければいけない採用側にとって、イチイチどんな内容でアウトプットしているのかを確認するのは大変だと思うのですが、 ちゃんと内容を精査して能力を量る企業が増えればなと、記事を拝見して思った次第です。