生涯未熟

生涯未熟

プログラミングをちょこちょこと。

怠惰なボクへの処方箋

私は昔から怠惰です。

小さい頃からろくに勉強もせず、やる事なす事が全て中途半端に終わっていたので時間とエネルギーは必然的にゲームに吸収されていったのです。
運動でも出来ればそちらに打ち込むことも出来ましたが運動音痴な自分にはとても無理な話でした。

しかし、読書を通じて様々な方の勉強法や日常への心がけなどを学び取り、それを自分の力に変えることが出来たため現在は昔よりかは改善したと感じます。


私が今までやってきた・心がけてきた中で効果があっただろうな、というものを挙げていきたいと思います。
まだまだ20年そこらしか人生を歩んでいない若輩者の経験ですが、参考に出来るところがあれば参考にして頂ければ幸いです。





・明確な目的を持つ

物凄く当たり前のことですねw
けど案外忘れがちな部分だと思います、私は目的の明確化では本田直之さんの著書を参考にさせてもらいました。
レバレッジ時間術・レバレッジ勉強法において本田直之さんはスケジューリングの大切さを懇々と説いていらっしゃいますので、興味を持たれた方は是非とも読んで見てください。

私自身の話になりますと、大きな目標においては明確化をすることによって効果はありました。
例えば、大学内でのオセロプログラミング大会においてはプログラミングの勉強と就職活動でのネタ作りという目的を持って挑戦しました。
結果はあまり芳しくはありませんでしたが、目的作りをせずに突飛な思いつきで挑戦していれば多分プログラムすら出来上がっていなかったでしょう。

明確な目的を持つことの意識的なメリットは、達成された自分を想像することによって勢いをつけれることです。
達成した時のことを想像出来ないことにあまりやる気が出ないってのは砂漠でオアシスがあるかどうか分からずにフラつくような不毛さを感じてしまうからでしょうね。
目的設定さえちゃんと出来れば後はそこに向かうだけなのでやる気は必然的に出るはずです。





・勉強も遊びにする

私は理系のくせに数学が大嫌いでした。
そもそも数字という概念がさっぱり飲み込めず、小学校時は特に割り算が大の苦手でテストはいつも散々な結果でした。
その数学嫌いが尾を引いて、高校時代には数学は赤点ばかりでしたがなんとかかんとか理系で大学に入ることが出来ました。

そして大学1回生の時、森博嗣先生のS&Mシリーズを読んでいて犀川創平というキャラクターに一目惚れしてしまった。
このシリーズの作品は数学的な部分が多々出てきます、そしてそれらを爽やかに答えていく犀川創平の姿を読んで「数学また勉強したい!」という気持ちが湧き上がってきました。
現在数学は得意か?と言われればまだまだ嫌いな分野ですw
ですけれども昔よりかは好きになりましたし勉強も趣味の範囲ですがしています。


このように、何かしら勉強と遊びを結びつけることで遊ぶという満足を得ながら学問に突っ込むことが出来易くなります。
今私が学んでいる情報の分野でしたら、「ゲームを作りたい!」という気持ちから学習をする人が多いらしいです。

私が就職活動中にあった出来事ですが、とある会社の面接官の方に「あなたがプログラムに興味を持ったきっかけは何ですか?」と聞かれゲーム開発がきっかけです、と答えたところ「今まで面接した子ほとんどがそうだったよー。ま、私もそうだがねw」と言われ、やっぱりそういう遊びから発展してそれが勉強の範疇になっているのは結構あることなんだなー、と身近に感じました。




・気分を切り替える術を学ぶ

人間どんな人生を歩んでいても1度は気分が落ち込む時があります。
けどもし「ここだけはミスが出来ない!」とかいう場面の時にそんな気分で立ち向かって成功するでしょうか?
もしそんな気分が続いていれば何も手がつかない状態になっていることでしょう。
私においては、何かを勉強する!となった時に自分以上の実力を持っている人を見て、「俺ってダメだなぁ・・・」となる時が多々あります。
そんな調子が続いていると自然に楽な方に行ってしまい、怠惰に磨きがかかってしまいます。

そういう時には「自分だけの気分を切り替える術」を使うことです。

私が良く使う方法としては、

・部屋の掃除、または模様替えをする。

・湯船にゆっくり浸かる。この時ただ浸かるだけではなく何かを考えながら浸かること。

・気合を入れて自分にパンチ


1つ目、2つ目は誰もが使うような術ですが、3つ目は「自分だけの」という感じですw
このように、「自分がもっとも気分を切り替えられる行為」を見つけることが怠惰脱却への1つの方法だったのではないかと考えてます。




・モチベーションが必ず上がる方法を学ぶ

これも上記の気分を切り替える方法と似ているのですが、気分を切り替える方法は何らかの形で急にやる気がなくなっている状態を元に戻すことが目的です。
それとは逆にこの方法では「長期的にやる中で徐々に下降していくやる気を元に戻す」ことが目的になってきます。
私の中でのこの2つの違いなのですが、簡単に言うと心臓マッサージをするか薬を飲むかの違いです。

本当に危険な時(心臓が止まっている時)は心臓マッサージで、すぐには危険にならない時(風邪などの病気)は薬を使って治療しますよね?
これと同じようなことが精神的においてもあると私は考えています。(別に根拠はないのですがw)
それぞれの症状の時にはそれぞれに適切な治療をするべきです。

で、私のモチベーションを上げる方法なのですが、

・新しく買った本、もしくはお気に入りの本を読む。(内容は頭に刺激のある知的なものが良)

・ペンなどの筆記具、常用しているノートなどを変えてみる。

・勉強の成果を何らかの形でアウトプットする。


これらの方法が主です。
実際他にも思いつきで色々とやったりはしていますが、大体がこれらで落ち着いています。

一概にモチベーションを上げると言っても難しいものです。
私はこれらの方法を本を読んでその中で一番自分にフィットしたものを選びました。
自分でこれらの方法を見つける際は「長期的で、すぐに手元で確認出来ること」ですかね。
長期的なのは言わずもがなで、手元ですぐに確認出来るっていうのは自分がモチベーションを上げているんだということを実感するためであります。




色々と書きましたが、冒頭に書いた通りこれは人生経験の浅い私が書いたもので、言われなくてもやってらぁって人には参考にならなかったかもしれません。
しかし、私のようななまけものな方には効果テキメンというか一つの行動指針になるとは思います。