最近のNHKは面白い。
それは各局民放が面白くなくなったせいなのかは分からないが、ふとNHKの番組に目を向ければ良い番組がなかなか揃っている。
「トップランナー」・「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」・「サイエンスZERO」etc...
しかし、私が一番プッシュしたい番組は「爆笑問題の日本の教養」である。
最初タイトルだけ見たときは、「司会進行がお笑い芸人だと内容がバラエティに傾いていないかな?」と少し疑問には思ったものの、番組を一度見てみたらそんな気持ちは雲散霧消してしまいましたw
見たことがない方へ少し説明させていただきますと、番組の流れは爆笑問題の2人が大学教授など学問に精通している人物の元へ赴き、主に太田の専門的な学問への疑問から話は議論へと発展していく。
そして、最後にはその人物の深い一言で締めくくられる流れです。
何が良いかと言われれば、太田の各学問への鋭い(たまに外れた?w)質問から垣間見える専門家の考え方ですね。
この人はこういう根底があるからこそ、この学問へ情熱をかけている。
将来こういう未来があれば良いな、と研究に没頭する科学者から様々な人物が今まで登場しました。
そういう学問を人生の中心においている人を見ていると、自分が勉強するにあたってかなりのモチベーションを上げてもらえる。
本を扱う仕事をしている者として、本という媒体からその人の考え方を吸収するというやり方も実に素晴らしいですが、本からはその人が実際には見えません。
しかし、テレビを通して人を見、生の声を聞くということがその人物の存在感を浮き彫りにし、現実感を伴った感心を引き出してくれるでしょう。
そういった意味でこの番組は昨今の民放バラエティに比べると、価値のある番組だなぁ。と思わされる良いものでした。
久々に文章を書いてみましたが、やはり乱雑で短い文書になってしまいましたw
変な文章になってるぞ?と思った方はコメントで私に教えて下されば幸いです。m(_ _)m