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生涯未熟

プログラミングをちょこちょこと。

詩的私的ジャック

読書

久しぶりに丸一日を使って読めた、というのがこの小説への第一の感想ですw



簡単なあらすじとしては、

「大学で発生した意味深なメッセージが死体に残された連続殺人事件。
その事件との関係性が浮かび上がったロック歌手の結城稔、そしてその家族やマネージャー。
全ての殺人に共通するのは『密室』であること。
この難解な問題に、西之園萌絵犀川創平はどのような答えを導き出すのか?」

と、本の後ろに書いてあるような調子でだいたいのあらすじを書き出してみましたw



今回のS&Mシリーズの作品への感想としましては、今までの作品よりかはかなりミステリーの王道を突き進んだ作品だったのではないかな?と感じました。(私としてもそこまでミステリーに造詣が深い訳ではありませんがw)

しかし、物語の持って行き方はさすがに上手いし、犀川と萌絵の関係もグッと近づき、読んでいて全然飽きないところはさすがですね。


それにしてもなんだろう、あの犀川と萌絵の恋愛指数の上昇具合はw
結婚へのプロセスを色々フッ飛ばしすぎだろう・・・

まぁ犀川も萌絵もなかなかの変人具合なので良しとしようw



事件のトリックとしましては、今回はふぅ〜んって感じでしたね。
そこまで突飛なものでもなく、思いつくものとしての一つにはありそうなものでした。


だが、逆に犯人のアリバイ工作には驚かされました。
感覚としては、数学の図形の問題で自分が予想していたところと斜め45°なとこに補助線を引かれたような感覚であったw

私としては、最初別の人物を犯人として予想してたんです。
しかし、ある時点で「あぁこの人物では無理だな」と感じて推理は諦めましたw
私がミステリーを読む快感は、犯人が分かる時と犯人の動機なので推理が当たる喜びは含まれていませんw



今作の犯人の犯行動機は、A型で真面目(w)な私には幾分納得出来るものでした。
私みたいな人って目標への道筋に一つでもイレギュラーが発生し、自分の完璧な目標像が歪むとすぐに放棄しちゃうんです。
そういう部分が共感として納得出来ちゃいました。
きっと犯人も私みたいにA型で真面目なんだろうw







さて、また一冊読み終わったので次は待望していた奥田英朗さんの伊良部シリーズ第3弾、「町長選挙」を読むのにとりかかりま〜す。