生涯未熟

生涯未熟

プログラミングをちょこちょこと。

2016年の棚卸し

あともう少しで2016年が終わりそうですね。

今年は色々とやった年だったので、どんなことをやったか自分のために棚卸ししてみます。

1月

2016年の目標

1月には2016年の目標として以下の4つを設定しました。

  • エロ系サービスを2つ作る
  • Qiitaで1000Contributionを超える
  • ISUCONに出場する
  • MashupAwardに出場する

果たして、この目標は達成できたのでしょうか?

Golangコマンドラインツールを作る

2016年の一発目の生産物としてGolangコマンドラインツールを作りました。

github.com

この頃はちょうどフレームワークやライブラリ等の素振りをしていた頃で、いつも「README.md書くの面倒くさいなぁ・・・」と感じていたので作りました。

今や株式会社エウレカのCTOであるkaneshinさんがContributeしてくださって、「ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・」と感謝しつつOSSの息吹をとても感じました。

株式会社ホットスタートアップさんのイベントに参加

peraichi.com

というサービスを作っているホットスタートアップさんが主催していたペラトークというイベントに参加しました。

今年、物凄く成長された会社さんなので興味のある方は一度行ってみるといいですよ(ダイレクトマーケティング

www.wantedly.com

GoogleChromeExtensionを作った

github.com

という、Githubリポジトリの新鮮度がひと目で分かるExtension作りました。

これも僕が「Issueに書き残したいけど、このリポジトリちゃんと整備されてんのかね?」って時に整備されてるか分かるツールが欲しいなーと思ったので作りました。

基本僕が欲しいと思ったものしか作らない主義です。

2月

1発目のバズ

syossan.hateblo.jp

なんか分かんないけどもバズりました。

たまたまGithubで発見したTILリポジトリが意味分かんなかったので、調べてみたことを書いた感じです。

僕は今でもたまにTipsとして書き残したいことや勉強になったことがあった時はTILリポジトリに書いてます。

雑兵Meetup #3 の登壇

また雑兵で登壇しました。

2月頭に痛風になったので、その時の話をしました。

技術関係ない話が出来るのが、雑兵コミュニティの一つの良い所だなーと改めて感じました。

またGoogleChromeExtensionを作る

今度はGithubのトップページに流れてくる「◯◯さんがstarしました」とかのリポジトリの情報を簡易的にサクッと見るツール作りました。

github.com

人のstarした情報見る頻度が下がったので最近は使ってない残念ツールです。

3月

社内エイプリルフールハッカソンで大敗した

「4/1のエイプリルフールの日に何かサービス公開しよう!」って名目で開催された社内エイプリルフールハッカソン

そこで、「イベントに参加申し込みしているユーザーのイベントキャンセル率を表示する」ツールを作ろうとしましたが、期限に間に合わず。

何が問題だったかというと、APIサーバを設けてユーザー一人一人の全イベントのキャンセル情報をそこで取得しようとしたのですが、リクエストのタイムアウト制限(30秒?60秒だっけ?)を回避することが出来ず、無理ポとなった感じです。

ちなみにAPIサーバはGolangで書きました。

このサービス名を「キャンセルわかるくん2号」と名付けたのですが、今でもこれは抜群に良いネーミングセンスだな。と我ながら思います。

2発目のバズ

qiita.com

新人プログラマ応援ってタグがQiitaにあったので書いてみました。

なんか新卒で入った会社への恨みつらみを思い出し、テンションが高まった状態で1hくらいで書きました。

これも何故バズったのかよく分からない・・・

言っときますけど僕マジでクズですよ。

ちなみにこの記事で目標の一つの「Qiitaで1000Contributionを超える」を達成しました。

副業を始める

弊社は副業推奨の会社なのですが、初めて副業をやってみました。

そこでwebsocketの経験など、お金以外の経験を積めたのが良かったですね。

また来年も副業頑張るぞ。

4月

特に何もなかった

5月

平和だった

6月

お仕事の関係でFirebaseとか触ってみてました。

syossan.hateblo.jp

同種のサービスだと国内にMilkCocoaとかありますが、Google様の威光には勝てなかったよ・・・

7月

BoostnoteにContributeしてみる

多分僕の中で初めてOSS活動と呼べることが出来ました。

Boostnoteというメモアプリを常日頃使っているのですが、ある時特定の状況でバグってしまう現象があったのでそれを直してPR投げた感じです。

この経験は本当に貴重でした、ありがとうBoostnote。

8月

JavaScriptの深淵を覗く

syossan.hateblo.jp

JSこわい

9月

ISUCONで大敗

ISUCONに出ました。出場はしたけども全然役に立てなくて泣きそうでした。

syossan.hateblo.jp

一応出場するという目標は達成。

10月

3発目のバズ

ちびっとバズりました。

syossan.hateblo.jp

ちなみに調子乗った結果、Wantedlyに怒られ、それ以来Wantedlyはスカウトメールくれなくなりました。

いやー、逆らっただけでスカウトメールもくれないサービス怖いなー!怖いなー!

11月

またまたGoogleChromeExtension作った

syossan.hateblo.jp

ちょうどポモドーロテクニックにハマってた時に作りました。

今は使ってません(クズ並の感想

Xamarin界隈で燃えた

syossan.hateblo.jp

僕、ちょまどさん大好きなのでそろそろブロック外してくださいお願いします!

12月

初めてGem作った

syossan.hateblo.jp

難しいのかと思ったら案外サクッと作れました。

また気が向いたら何か作りたい。

Advent Calendarの疑問を呈した

syossan.hateblo.jp

なんというか、「◯◯が好き→だから記事書きたい→Advent Calendarに投稿しよう!」って流れから「とりあえずAdvent Calendarに投稿しよう!」って流れになってません?

というような疑問を呈したかったんです。

まとめ

というわけで変に記事がバズった年でした。

僕は言いたいことを言ってるだけなので、まぁしょうがないなと。

あと、目標ですが、

  • エロ系サービスを2つ作る

はエロ系サービスに対する情熱が無くなったのでもういいや。

  • MashupAwardに出場する

も、諸々の事情を聞いたり自分の中で目指す方向性と違うなとなったので多分今後出場することはないです。

概ね目標達成でき、エンジニアとしても色々やれたので満足です。

来年もこの調子で頑張るぞ!

このAdvent Calendarがひどい! 2016年版

数年前から流行り始めたAdvent Calendar、今年も大盛況だったみたいですね。

色々と良質なエントリが生成される中、「時間が無くて〜」だとか「やっぱり書く意欲が〜」とかクソみたいな言い訳でクソみたいな記事が量産されていくのも事実。

そういうわけで、2016年Qiita Advent Calendarの中で「これはひどい」と思ったものをまとめていきます。

誰も書いてないやん 編

儀式 Advent Calendar 2016

qiita.com

テーマは凄い分かる。確かにモチベを上げるための儀式的な行いは個々人にあるはず。

但しこのAdvent Calendar、よくよく見てみると誰も書いてない。

いくつかリンクが貼られているが、どれも404になる。これはひどい

BEFOOL Advent Calendar 2016

qiita.com

あの・・・一つも記事がないんですが・・・

株式会社BEFOOLさん大丈夫です・・・か?

Pythonでマイクラ風FPS AOSを遊び倒す Advent Calendar 2016

qiita.com

テーマがニッチ過ぎたんですかね・・・?

Rails Advent Calendar 2016

qiita.com

意外と需要があるのかと思ったら、そんなこともなかった。

@fukamachi-products Advent Calendar 2016

qiita.com

ブクマ結構ついてるが、そこには無限の荒野が広がっていた・・・

Dockerize Advent Calendar 2016

qiita.com

皆でノウハウ共有できなかったみたいですね・・・

varnish Advent Calendar 2016

qiita.com

なんかね、書くよね

うん、書けてないね

IBM MobileFirst Advent Calendar 2016

qiita.com

前置きは気合入ってるのになぁ・・・

今年買った(ハックした)IoTガジェット Advent Calendar 2016

qiita.com

スターは57もついてるのに誰も書いてないのか・・・(困惑

Queue, Inc. Advent Calendar 2016

qiita.com

こちらの会社も大丈夫・・・ですか?

技術関係ないやん 編

いなふ進捗 Advent Calendar 2016

qiita.com

凄いや!全く技術関係ねぇエントリだらけだ!

非常に香ばしいAdvent Calendar。

Scala Advent Calendar 2016

このAdvent Calendar自体は至って普通だったのですが、特定のエントリがその・・・アレでした。

※18日目のエントリ

qtamaki.hatenablog.com

d3.js Advent Calendar 2016

24日目のエントリ。何か書きますとあったので覗いてみると何もなかった(白目

Realm Advent Calendar 2016

8〜20日目のエントリ・・・(´・ω・`)

KUSANAGI Advent Calendar 2016

qiita.com

6日目のエントリ、キャラ紹介しかしてないよね。

あと21日目のエントリもヤバイ

後半に息切れしちゃったのね 編

C# チュートリアル 全部俺 Advent Calendar 2016

qiita.com

愚直にチュートリアルをやっただけの内容。

C#初心者にとっては有用・・・?

一人PHP総復習 Advent Calendar 2016

qiita.com

8日目で息切れはちょっと早すぎない?

一人PostCSS Advent Calendar 2016

qiita.com

面白そうなAdvent Calendarだっただけに残念。

IoTテスト Advent Calendar 2016

qiita.com

これも面白そうな題材だったんだけど、完走は出来なかったパターン。

感想

Qiita Advent Calendarを途中まで全部見てたんですが、「企業・学校・団体」カテゴリのカレンダー数が145もあったので、そこで心が折れました。

Advent Calendarが盛り上がるのは良いことなんですが、その分玉石の石が多く混じってくるのでなんだかなぁという気持ちも無きにしもあらずです。

皆、来年は良質なエントリを生み出していこうな!

挙げたもの以外にもこんなのあったよってのがあれば、各位はてブコメントで挙げてください。

豚肉が20キロ届きました

天気麗らかな本日。朝11時に「ガラガラ」と音を立て、ダンボール2つ分の荷物が台車に乗せられ届きました。

「ん?俺なんか買ったかな」と訝しみながら蓋を開けてみると、そこには大量の豚肉が。

いやいやいやいや。ダンボール2つ分とかアホかとバカかと。

そういえばふるさと納税で豚肉頼んでたよな・・・」と改めて確認してみると、

豚肉半身(約20キロ)

いやいやいやいや。ワイ一人暮らしやで。20キロとか無理やろ!どないしたらええねん!

とりあえず混乱していてもどうしようもないので、一旦8キロのもも肉を切り落とすことに。

えぇ・・・(困惑

あのね、まず豚肉を切り落としてみたんだけど、もう手元に伝わる感触がいつもの豚肉じゃないのよね。

なんというか、「あ、俺今肉塊を切ってるんだ」ってなるような新しい感覚。

切った時、5分くらい笑いが止まりませんでした。

で、一旦焼いて食べてみました。

ンまぁ~い!

さすが国産ブランド豚。脂身の甘さが尋常じゃない。

ただ、小腹が満たされた時点で僕は気付きました。

これ、食べ切れんの?

12月29日から実家に戻り、1月3日に戻ってくるためその間に腐ってしまうのでは・・・

急に恐ろしくなった時の状況が以下。

はい、死ぬほど取り乱してますね。

色々と掛け合ってみた結果、「豚肉いくらでも引き取ってやるよ!」って方が現れたりしたので事なきを得ましたが、マジで20キロ腐らせるんじゃないかと冷や汗かきました。

ホッとしたので、もも肉を2キロほど調理してみることに。

お湯に味噌を溶かして豚肉を茹でるだけ!簡単!

ただ、微妙に味噌の風味が感じられるだけでほぼ茹で豚になりました。

大根おろしとポン酢で食べてぇ。

次は台湾風角煮。

これは死ぬほど美味いです!

もう脂身の甘さと煮汁の濃さが絶妙すぎて思わず叫びました。

レシピはこちら。

www.lettuceclub.net

というわけで、残り18キロ豚肉があるのですが色々と料理作ってみて、余りを欲しい方にお届けすることにします。

今回の教訓:

ふるさと納税をする際にはちゃんと何が届くのか確認しよう

ittanというGemを作りました

seedファイルをいちいち作成して編集するのってダルくないですか?ってことで ittan というGemを作りました。

github.com

どんなGemなの?

schema.rb を読み取って、seedファイルを生成します。

自分が普段使いしてるのが seed_fu なので、そっち準拠にしております。

使い方

bundle exec ittan とすることで、 schema.rb にある各テーブルに応じたseedファイルを吐き出します。

fixtures/[テーブル名].rb って感じですね。中身はカラムに応じた値を faker で生成してます。

コードがクソなんですがそれは・・・

ポケーッとしながら作ったのでコードはクソです。

何か有りましたらPRなりISSUEなり投げてもらえるとうれしいです。

今後改修するの?

設定ファイルを作ったり、 seed に対応したりしようかなとは薄ぼんやり考えてます。

一人のエンジニアに見る転職の成功・失敗

転職 Advent Calendar 2016 - Qiita の7日目です。

エンジニアにとっての一大イベント、「転職」。

そんな転職の助けになるかどうか分かりませんが、4回転職した平凡なエンジニアの転職談を書き綴ります。

1社目:老舗の下請け会社

関西にある老舗の下請け会社に新卒として入社しました。

業務としては

  • 某大手SIerの下請け(主に一次請け)
  • 自社製品の開発(そんなに売れてない)

という感じでした。

ただ、私の配属された部署は所謂SESをやっていて、在籍していた2年間はほぼ他社でテスト要員として働く毎日。

そもそも面接時に「Webのお仕事やらせてあげるよ」と聞いていたのに、やっていることと言えばExcelスクリーンショットを貼り付けてファイルに日付を書くという、猿でも出来るようなお仕事でした。

本当にこの2年間はエンジニアとして何も成長せず、無駄なキャリアだったなと今でも後悔しています。

転機

そんなある日、某エージェント会社からブログ経由で連絡が入り、東京の会社をやたら紹介されたので「まぁ東京で働いてみるのもアリか」と思うようになり東京の会社へ転職しました。

2社目:設立間もないベンチャー企業

2社目にまだ2名しか社員がいないベンチャー企業に入りました。

業務としては

  • Web系企業の元請け
  • 自社サービス開発

という、当初やりたかったWeb系のお仕事ができました。PHPをちゃんとやり始めたのもこの時でした。

特に年収も上がることは無かったですが、地方民からすると「ベンチャー!すげぇ!」って感じで入社しました。これが大きな失敗だったのです。

一度目の失敗

元々、1社目に居た時は実家暮らしをしていて金銭面ではかなり楽をしていました。

ただし、東京に来ていざ一人暮らしを始めてみると「家賃」「東京の物価」に苦しめられる毎日を送る羽目に。

「こんな年収じゃ足りないよ!」と叫ぶ日々。自炊しようにも毎日朝から終電まで仕事で出来ず、土日もほぼない状態だったので本当に死ぬかと思いました。

転機

本当にこのままではいつか電車に飛び込むのかもしれないと生命の危機を感じ、転職してたった4ヶ月でしたが退職しました。

そして、2週間ほどニートをやっていると別会社の知人から「うちの会社来ない?」と誘いを受けました。

さすがに金も底を尽きかけていたので、サクッと転職しました。

3社目:SES企業

さて、3社目の会社は1社目と同じくSESを生業としている会社です。

ただし、業務内容としてはきちんとエンジニアをやらせてもらえて、そこまでハードワークでもなかったので2社目で傷付いた心と身体を休めることが出来ました。

年収面はほぼ上がらなかったものの「まぁこんなもんか」と割り切ることにしました。

転機

しかし、1年ほど経ったある日。社内が財政難に陥り、親会社のグループ子会社に吸収されるという事態になり、社員が次々と消えていくことに。

さらに、その時の仲良くなった出向先の方から「めっちゃマージン抜かれますよ、これ転職した方が良くないですか?」と色々と裏事情を聞き、転職を決意。

最初はフリーランスとしてやろうかと思っていたのですが、某フリーランス向け案件紹介サービスをやっている方に「このスキルではフリーランスとしては厳しい。幾つか企業を紹介するので、そこで修行を積まないか?」と提言され、紹介された企業の中から転職先を決めました。

4社目:資金調達経験済みベンチャー企業

また懲りずにベンチャー企業に転職してしまいました。

ただ今回は、「資金調達済みである程度余裕がある」「人が沢山いる」という点で前のベンチャー企業とは違ったので「ここならイケる!」と転職しました。

年収も無事上がり、ストックオプションも貰えるということで「もしや上場した暁にはストックオプションでウハウハかな?」と内心浮かれていました。

転機

暫くはある程度モダンな開発環境でエンジニアリングを学べて良い環境だなー、転職して良かったなーと安堵していました。

しかし、いつまで経っても上場する気配がないし、「本当にこの会社は上場出来るの?」という疑念が沸々と湧いてくる。

更には急にCTOがいなくなるという事態もあり、「こりゃやべぇな、ますます上場が遠ざかるわ」と思っていました。

そんな日々を過ごしていた時に「うちの会社に来ないか?」とオファーを受け、とても魅力的な労働環境だったので転職することに。

5社目:中小企業

というわけで現職に至ります。

副業OK・リモートワークOKな環境でとても満足しています。

まとめ

色々と紆余曲折はありましたが、様々なことを学びました。

  • 職場環境に不満を持ったらすぐに辞めること(機会損失を避ける)
  • 案外平凡なエンジニアでもサクッと転職出来る(30歳越えたらどうなるやら・・・)
  • ちゃんとホワイトな企業は存在する

転職するということは精神的疲労や不安感などあるかもしれませんが、案外どうとでもなります。

かるーい気持ちで色んな会社を転々としてみるのも、一つの生き方としては面白いんじゃないんでしょうか。

という感じで、転職 AdventCalendarの7日目を締めさせて頂きます。